基本的には女性社会

学校内でも基本的には女性がまだまだ多い。
男性の割合は1割にも満たないことが多いが、将来的には少し女性が多いくらいに変わっていくと思われる。

男性と女性、ロジックの異なるもの同士であるためコミュニケーションを密に取ることが望ましい。
看護師としてのコミュニケーション能力の発展にも繋がり、自身の器量の幅を広めることもできる。
特に【話しを聞く】という力は、看護師に最も重要となる【傾聴力】に直結する力になるので、積極的にコミュニケーションを図るべきである。

良好な人間関係を築くには

多忙や過酷な環境では、精神的な余裕がとても大切である。
精神的な余裕というものの具体的なものが、他者の話しを【聞く】ことである。

多くの人は自身が【話す】ことを優先する、或いは【話したい】という欲求がある。
そして【話しを聞いてもらいたい】傾向にある。
この欲求を【聞く】ことで解消する手助けができれば、異性であっても良好な関係を築きやすい。

このコミュニケーション能力は看護師の重要なスキルであるため、授業でも学習をすることが多い。
しかしながら、【知っている】ことを【している】ことにすることは、中々に難しい。

学習して【知って】いても、実践【して】いなければスキルにはならないため、学生時分より実践することが肝要である。

学費の支援制度はあるのか?

看護学校の卒業後に数年間病院に勤務することを締結することで、病院側が学費を全額補助してくれる制度もある。

全日制の看護専門学校ではアルバイトなどをする時間も中々取れず、自身で学費を支払い続けることはとても難しい。
もしも、自身の時間管理に自信がない場合や体力的な問題を抱えているのならば、この制度を利用することはお勧めする。

ただ、勤務するであろう病院の職場環境や勤める年数などをよくよく把握しておかなければ、最悪のパターンとして【離職】→【病院に学費の返納】にもなりかねない。
その点は注意して制度を利用するべきである。

リスキリングの制度がある

厚生労働省が推薦する【専門実践訓練制度】という、一定期間【雇用保険】の【被保険者】になり、同じ【制度を近年に利用していない場合】は国が学費を支援してくれる制度がある。

病院が学費を補助してくれる制度とは異なり全額補助とはならないが、最大【7割】学費を補助してくれる制度である。
基本的な補助は【5割】であるが、訓練制度を利用し、訓練後に関連業種へ就職した場合は【7割】の補助となる。
(制度の補助額は当初よりも拡充されていっており、国が力を入れていることが把握できる)

当制度を利用して自身も看護師になったが、学費の負担が減ることによる精神的な余裕はかなり大きい。
ぜひ看護師になりたい場合は利用してほしい制度である。
(ただし、訓練中の出席率や授業成績によっては制度対象から外れる可能性があるため、この点は注意が必要である)